

京都の路地裏に息づくJAZZ文化。老舗のJAZZ喫茶や、本格的なアーティストの生演奏が楽しめるスポットが街のあちこちに点在し、観光の表通りとは一味違う、音と空気に酔う京都の”B面”がそこにある。
抹茶に並ぶもう一つの魅力「コーヒー」に着目した作品です。コーヒーにも熱い京都をレトロ調に落ち着いた雰囲気で制作しました。カップの表面に京都の街並みが映り、隠れたコーヒー文化の根付きをイメージしました。
京都はパン好きの街です。魅力的なパン屋さんが数多く並び、独自のパン文化が根付いています。そんな「パンの街京都」を、舞妓さんがついできたてのパンをほおばってしまう様子をイラストで表現しました。
京都といえば「百鬼夜行」に関係するイベントが一年中、絶えず行われております。京都には、今も昔も妖怪がいると思います。一年中、妖怪に会える京都の魅力を伝えたく、電柱アートに「一つ目小僧」を封印しました。
京都の大切な魅力のひとつ「京ことば」。「おこしやす」に込められた京都ならではのおもてなしの心を、伝統美を象徴する舞妓さんとともに描き、京都の景観に調和するよう落ち着いた色合いで表現しました。
今回、京都には魅力がありすぎて悩みました。そんな中、京都には暑い時期に涼をとりながら食事ができる川床がある事を思い出し、昨今暑すぎる夏にお勧めしたいと思い、京都の代表的な舞妓さんと共に描きました。
京都の街は中心部の美しい格子状の街路が有名ですが、少し離れた場所にも独特の道の流れや形があります。それらを模様として捉えると、整然とは違う魅力があり、そこに悠久から続く美しさを感じて作品にしました。
京都には古都の一面も有り、原風景の場所も沢山ある。里山(茅葺屋根)、一面に広がる茶畑、涼やかな風の音にそよぐ竹林などがある。色々な場所の空気を吸って楽しむのが私の京都の好きなとこ。
山の花、町の花、花街そして華やかな芸舞妓さん、京都には色々な花があり、1年を通してそれらをめぐる愉しさがあります。これが「隠れた京都の魅力」「私だけのええとこ!」です。
私自身が京都人ではないので、「ええトコ」となると人の集まりやすい行楽地に足を向けがちです。本当の「ええトコ」を知っているのは、1日の多くをソコで過ごす人達だろうと羨む気持ちを描き起こしてみました。
平安の雅な趣に包まれた京都の路地で生まれる、人と人との温かな出会いを表現しています。下地に石畳を表現し、歴史と日常が交わるひとときを描きました。古都ならではのつながりの場を感じていただける作品です。
過度に主張せずに、伝統と現代の調和を表現しました。古いアナログ白黒写真で、伝統や歴史の雰囲気を全面に押し出し、デジタルノイズ調で「京都KYOTO」の文言をカラーで施し、着物の柄へと溶け込ませました。
京都には自動車が通れない小径で数百年変わらない風情がある景色を窓から楽しめる場所がある。すれ違い様に軽く会釈をして通り過ぎる、そんな文化を体感できる石畳の路地に京都らしさを感じる。
京都の四季の美しさを花札風に表現。花札にゆかりある京都の文化を意識し、京ならではの春夏秋冬の魅力と「今日も明日も訪れたい」思いを韻を踏んで表現しました。
あまり知られていない小さな滝がある。森の中で静かに流れている。その後には砂防壁があり正面から見ると泣き虫の滝に見えます。ひっそりと森の中の生き物のような泣き顔を探しに行く、そんな京都もお勧めです。
京都の「私だけのええとこ!」といえば「堀川五条の歩道橋」です。市内ではあまり見かけない大きな歩道橋は、ぐるり一周すると平面パノラマで碁盤の目を体験できます。ひっそりと佇む京都の魅力のひとつです。
主催:電柱アートデザインコンクール実行委員会
関西電力電柱広告業組合 京都市
協賛:関西電力㈱京都支社 ㈱きんでん京都支店 関西電柱広告連合会
協力:京都市立美術大学 京都府広告美術協同組合